大阪市中之島公園内に、建築家・安藤忠雄氏が設計、建設を手がけた「こども本の森 中之島」が、2020年7月5日(日)にオープンいたします。

こどもたちに多様な本を手にとってもらい、無限の創造力や好奇心を育んでほしい。自発的に本の中の言葉や感情、アイデアに触れ、世界には自分と違う人や暮らしが在ることを知ってほしい。こども本の森 中之島は、そんな想いでつくられた文化施設です。
一面本棚に囲まれた空間の館内には、ブックデイレクター・幅允孝(BACH)の選書のもと、さまざまなジャンルの本が12のテーマに分けて並べられています。乳幼児から楽しめる絵本を中心に、幼年童話、児童文学、小説、各分野の図鑑、 自然科学書、芸術書など、こどもたちの日常生活や好奇心に寄り添う多種多様な本が揃っています。
入口のテラスでひときわ目を引く、安藤忠雄氏による大きな「青いりんご」のオブジェや、本の中の印象的なアフォリズム(短文)を抽出し、本棚の随所に飾られた「言葉の彫刻」、1階の静寂につつまれた円筒の空間に映し出される、ライゾマティクスが手がけた映像作品など、見どころが盛り沢山です。
また、こども本の森 中之島でしか手に入らない、オリジナルグッズも販売しております。青いりんごのオブジェにちなみ、パイン株式会社と作ったパインアメならぬ「青リンゴアメ」、コクヨ株式会社のロングセラー商品「測量野帳」など、大阪の企業とコラボレーションしたオリジナルグッズの他、文房具、ファッション、生活雑貨まで、こどもも大人も楽しめるさまざまなアイテムを展開。開館と同時にオープン予定の、オンラインショップでもご購入頂けます。
BOOTLEGの尾原史和がデザイン、methodはMD監修を務めさせて頂きました。
今回のオープンでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来館には当面の間オンラインによる事前予約が必要となります。詳しくは、こども本の森 中之島公式HPよりご確認下さい。
https://kodomohonnomori.osaka
こどもたちの限りない好奇心をせき止めない「こども本の森 中之島」で、本との新しい出会いを探してみて下さい。
こども本の森 中之島
所在地:〒530-0005 大阪市北区中之島1丁目1-28(中之島公園内)
開館日:2020年7月5日(日)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日は休館)、他・年末年始、蔵書整理期間など
開館時間:9:30~17:00
入場料:無料(事前予約制)
URL:https://kodomohonnomori.osaka
入館予約フォーム:https://kodomohonnomori-osaka.resv.jp
メールアドレス:ncbf@kodomohonnomori.osaka
指定管理者:TRC & 長谷工 meet BACH
運営:株式会社図書館流通センター(TRC)
設計・寄附:安藤忠雄建築研究所
名誉館長:山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所 所長)
館長:前川千陽(株式会社図書館流通センター)
クリエイティブディレクション:幅允孝(BACH)
アートディレクション:尾原史和(BOOTLEG)
MD監修:山田遊(method inc.)
映像インスタレーション:株式会社ライゾマティクス
写真:伊東俊介
家具計画:株式会社E&Y
制服デザイン・製作:NO CONTROL AIR